2010/02/10 (Wed) The Forgotten Garden
The Forgotten Garden6919/8854 (77%)
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第36賞:1975年 Pilchard Cottage
ネル視点。
ウィリアムの家に再び招かれたネル。
ウィリアムはイライザについて彼がずっと秘めていた秘密について話してくれますが、ロビンの存在もあり、完全にすっきりする形では話してくれません。
そしてイライザが、1913年に姿を隠す前に、1909年にも一年ほど地所からいなくなったことがあり、帰って来たときには彼女は何かを失って二度と元のようには戻らなかったと語ります。

第37章:1907年:Blackhurst屋敷
イライザ視点
ニューヨークから帰ってきたローズは、自分の恋と結婚の事にしか興味がなくなりイライザは寂しく感じています。
そして結婚後はもう、ローズの部屋でおしゃべりをしたり、自分が作った話を聞かせることもできなくなる。
イライザは崖の上のコテージに住む事を伯母に願い出ます。
そして彼女の庭でのローズの関心をすべて奪ったナサニエルとの出会い。ハンサムで、絵画の才能があり、親切なナサニエルを嫌うべき所がないまさにその点でイライザはナサニエルが嫌いになりました。

第38章:2005年:崖の上の小屋
カサンドラ視点
カサンドラはクリスチャンとコテージの修復を続けています。
少しずつお互いの中に踏み込もうとする気持ちになってくる二人です。
カサンドラは、ローズのスクラップブックに書かれていた"mark"について相談します。

第39章:1909年:Blackhurst屋敷
ローズ・ナサニエル・アデリーン・イライザ視点
ローズは失意の中にありました。身ごもったと思われたのにそうではなかったからです。彼女は子供を渇望し、そして夫を失う事を恐れていました。
ナサニエルは、深い嘆きの中にある妻の変貌についていけず、また肖像画製造器のようになってしまっていて、自分の思うままの絵を描けない事にいらだちを感じています。
アデリーンはローズの主治医から彼女体調が良くないことと、身体が良くなるまでは子供を作ろうとすることは控えた方が良いと伝えられます。彼女はローズの「子供が欲しい」という望みをかなえるためにある事を考え、娘に伝えます。
結婚後、なかなか会えなくなっていたローズがイライザに会いに来ました。あなたの助けが欲しいの、と言うローズに、イライザは自分だけがローズを助けられるのだと、なんでもするわと答えます。

第40章:2005年:Tregenna
カサンドラ視点
ルビーがBlackhurstホテルにやってきました。ルビーはナサニエル・ウォーカー展を終えて、借りていたナサニエル・ウォーカーのスケッチブックを返す用事があったのです。借り主はかつてBlackhurst屋敷でメイドとして働いていた女性の娘で、ルビーはその借り主が、カサンドラと話したいと言っていると伝えます。
またカサンドラはルビーにコテージを案内し、その夜は二人でコテージに泊まる事にします。
買い物をしているところでカサンドラはクリスチャンに出会い、クリスチャンはローズの受けた医療について知った
驚くべき事実を教えてくれます。


だんだんいろいろ見えてきたような。
カサンドラとクリスチャンのカップルはシアワセになって欲しいな。
2010/02/09 (Tue) The Forgotten Garden
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第32賞:2005年 崖の上の小屋
カサンドラ視点。
小屋の屋根を直しにきてくれたMichael とChristianの兄弟。
小屋の裏側に続く壁に囲まれた美しい庭のこと。
Christianは隠された庭に通じる穴を教えてくれ、また彼はイライザ・マクピースの童話を読んだ事があってとても気に入っていることを教えてくれます。


第33章:1975年:Tregenna
ネル視点。ネルは崖の上のコテージの購入を決めます。
細切れによみがえってくれる子供の頃の記憶。このコテージでAuthoressと優しかった父が口論していたこと。その口論の内容にはネルがかかわっていたことなどがうっすら思い出されますが肝心な所を思い出せません。
ロビン・マーティンがMountrachet家についての資料を持ってきてくれ、祖父がネルに話したいことがある、と再度夕食に誘います。

第34章:1907年:Tregenna とニューヨーク
ニューヨーク社交界デビューしたローズの興奮と歓喜。ローズは画家のナサニエル・ウォーカーと出会い恋に落ちます。


第35章:2005年:Blackhurstホテル
カサンドラ視点
ジュリアとの夕食。ローズのスクラップブック。Ivoryを身ごもり幸福の中にあるローズのスクラップ。
ジュリアはイライザがアイボリーを連れ去ったと動機は「嫉妬」ではないかと言います。


隠された庭がついに出てきましたよ!
さて「嫉妬」ですが、誰が誰に嫉妬しているのかというのが難しいところ。イライザは、自分の小説の聞き手であり、愛する相手だったローズがナサニエルに心を奪われた事でナサニエルに嫉妬の念を覚えていますし、またローズも、自分の父が、愛した妹の娘ということでイライザに特別の関心を持っているということに嫉妬の念を覚えています。
微妙にずれた想いや執着がどういう結末に至ることになるのか落ち着きません。
2010/02/03 (Wed) The Forgotten Garden
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第30章:1907年:Blackhurst屋敷

ローズ・イライザ視点
ローズとイライザはお互いにとって大事な親友になっています。籠の鳥状態で家を出たいローズも自分の作った物語を書き留めているイライザも17.8才と花の盛りの美しさです。

"The Changeling" イライザ・メイクピース著

1907年時にイライザが書いていたお話。
いろいろなものが暗示されていて、1907年当時のBlackhurst屋敷の中身も半ば写しているような。

第31章:1907年:Blackhurst屋敷

アデリーン・ライナス視点。
大人組の過去の回想と現在の状況が描かれています。ライナスの過去が分かってきます。
美しく育った娘たちたいする大人たちの思惑がそれぞれで、先行きの怪しさが危ぶまれます。



複雑な状況で出会ったもののお互いにとって大事な存在になったローズとイライザは微笑ましいですが、
一方の大人組の思惑がいろいろちょっと気持ち悪い感じです。
ラブリー・ボーンを昨日見たせいかどうもいやな方向につい考えてしまうのですが、この予想が当たらないことを願って。

2010/01/29 (Fri) The Forgotten Garden
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第26章:1900年:Blackhurst屋敷
ローズ(イライザのいとこ、Blackhurst屋敷の一人娘)、アデリーン(イライザの母、現当主ライナスの妻)視点
蒲柳の質のローズは真綿にくるまれたような生活を過ごしており、何かというと医師の診察を受けなければいけない生活に楽しみを見いだせないでいます。
そんな折り、庭で見かけた少年が、実は「不品行な叔母:ジョージアナ」の娘、自分のいとこイライザであると母から告げられ、彼女をしつけ、ローズのお相手役にしようという母の考えを受け入れます。ローズは今は亡くなった祖母から彼女の死の前にいくつかの家族にまつわる秘密を聞き出していて、家で語ることが禁じられているジョージアナのことや、自分の母がもともとはそのジョージアナのお相手役として召し使われた身分の低い出のものであったことなどを知っています。
アデリーンが、屋敷に来た当初の回想。彼女が初めて見かけたジョージアナは海の上の小舟で若い男性と戯れている姿で、彼女はその姿に衝撃を受けます。


第27章:1975年 Tregenna 
ネル視点。彼女は崖の上の小屋にたどりつき、かつて確かに自分が親しんだ場所である記憶がわきあがり、現実の荒れ果てた状況と過去の手入れされた状況が二重写しとなってネルを襲います。

第28章:1900年:Blackhurst屋敷
ローズ視点。ローズとイライザは出会い、ローズはイライザのレディらしからぬしぐさや言いように驚く一方で、彼女の物語を作り出す力に惹き付けられます。二人にとっての新しい関係が始まります。

第29章:2005年:Blackhurstホテル
カサンドラ視点。カサンドラはホテルで、ホテルの持ち主であり、コテージをネルに売ったジュリア・ベネットと話します。カサンドラは自分がこのBlackhurst屋敷にかつて住んでいたRose Mountrachetの曾孫であることを打ち明けます。驚くジュリアですが、ローズと姉妹のようだったイライザがアイボリー(ネル)を誘拐する筈がないと言い切り、その根拠は、ジュリアがこの屋敷で見つけたローズのスクラップブックであると伝え、それをお見せしましょうとカサンドラを夕食に誘います。


当主ライナスのアデリーンとローズへの無関心、と彼が執着した妹ジョージアナとその娘という構図にはなんだかアレな予感を覚えますがさてどんなものでしょう。アデリーンはちょっとレベッカのダンバース夫人みたいです。
この小説は章ごとに時代が変わるのですが、場所が同じなのでそういうスライド感がおもしろいですね。
2010/01/23 (Sat) The Forgotten Garden
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第24章 2005年 崖の上の小屋
カサンドラ視点。カサンドラはネルが購入してそのままにしていた小屋に出向かいました。小屋の鍵を託していた売主の息子のHenry jameson とその妻のRobynが立ち会ってくれました。小屋は手入れされずにおかれたためひどく痛んでいました。この小屋に関してTregennaの町にはよくないうわさーこの小屋には幽霊が出るーがあるとロビンは言いますが、ヘンリーはただのうわさだと言います。ロビンは立ち去り際にカサンドラが祖母ネルの面影があると言い、彼女は1975年当時町の美術館に勤めていて、そこを訪ねたネルと会ったのだと言います。
第25章 1975年 Tregenna
ネル視点。ネルは情報収集のために町の美術館のロビンを訪ねます。ロビンは昔の町のことは自分の祖父が知っていると彼女の祖父の家を訪ねます。彼女の祖父のウィリアムは、町の人たちがBrackhurst屋敷にかつて住んでいたMountrachet家の事を知らないのではなく語りたくないのだと言い、Mountrachetはかつて密輸者で、1742年の嵐の日に難破した外国船の積荷を奪い、乗組員を殺し、蓄財して貴族の称号を購ったのだ、そしてその家系は最後の一人にいたるまで呪われたのだと教えます。
ネルはウィリアムに崖の小屋について尋ねますが、彼はそこではかつて不幸があって、正しくないことが続いていて、壁の塗り替えなどでは消せないものだという言い方をします。
ネルはイライザ・マクピースについて彼に尋ねると、知ってはいるが、よく知らないとどこか煮え切らない態度。ネルは自分がIvory Mountrachetだと暴露しますが、ウィリアムはもう疲れてしまったとベッドに引き上げようとしてしまいます。


小屋の外観や朽ちた様子はちょっといばらひめのお城を彷彿とさせます。
そしてロビンのおじいさん、ネルがであった1975年に90歳くらいだったということなのですが、ということは1900年にイライザが屋敷に引き取られたときのことはわかっている年頃ですね。そして1913年に何が起こったのかも知っているのでしょうか。
2010/01/20 (Wed) The Forgotten Garden
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第19章 2005年:ロンドン
カサンドラ視点 ウォーカー夫妻を襲った列車事故の詳細について。ネルが辿った道を追いかけつつ、カサンドラの次の行き先はコーンウォールです。
第20章 1900年:ロンドン
イライザ視点 イライザはSturgeon夫人に救貧院に連れて行かれそうになります。まさにそのとき、自分の叔父の使いだと名乗る男性が現れ、コーンウォールの母の生まれ故郷へ連れて行かれることになります。
第21章 1900年:コーンウォールへの道
イライザ視点。ロンドンからコーンウォールの母の生地へ連れて行かれるイライザ。道中何の慰めもなく、ついた屋敷でも暖かな歓迎があるわけではありません。
第22章 2005年:コーンウォール
カサンドラ視点。カサンドラはかつてのマナーハウス、今はホテルとなったそこに滞在しています。そして彼女を襲った悲劇 ー 失ってしまった夫と息子の事、当時自分を支えてくれたネルの事を思い出しています。
第23章 1900年:Blackhurst屋敷
イライザ視点。眼をさましたイライザ。海に出かけ浜辺を堪能。そして戻ってきて迷路を管理している庭師のDaviesと出会います。Daviesから、この家にはイライザの従姉妹になるRoseという病弱な娘がいることを知ります。

イライザも、ネルも、カサンドラも、自分にとって欠かせない筈だったものを喪失してきている女性なんですね。
そしてその喪失に悪意があった訳でないところになんともやるせないものを感じます。憎むべき何かを与えられないで、自身を恨んで喪失を抱えてそれでも生きていかなければいけない"survivor"というか。

2010/01/19 (Tue) The Forgotten Garden
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第16章:1900年 ロンドン
イライザ視点。イライザは事故で弟を失ってしまいます。イライザは一生涯埋めることのできない喪失感を抱え生きていくことになります。

第17章:2005年 ロンドン
カサンドラ視点。ヴィクトリア&アルバート美術館で働くルビーと落ち合ったカサンドラは、ルビーからナサニエル・ウォーカーのスケッチブックを見せられます。
祖母ネルの足取りを辿る旅は続きます。

第18章:1975年 ロンドン 
ネル視点。イライザのバイオグラフィーを頼りにロンドンを歩き、彼女がかつて住んだ場所を訊ねます。その後ギャラリーに飾られた肖像画に母親の姿を見いだし、ネルはついに自分の名前を手に入れます。イライザは母の従姉妹だったのでした。
記録を調べると両親は列車事故で死亡、そしてその娘は猩紅熱で死亡したことになっています。いったい誰がそう伝えたのか。まだ謎は解かれません。

1900年の話はヴィクトリア時代の重苦しい暗い空気が感じられます。姉弟が霧の中「切り裂きジャックとお母さん」遊び(行ってみれば鬼ごっこ。「切り裂きジャック」役が「お母さん」役をつかまえられるか、逃げられるかという遊び)をするシーンは何も怖いことはない筈なのに恐ろしく、そして次に知らされる悲劇をより陰鬱なものに感じさせます。
2010/01/18 (Mon) 来年度のラジオ講座
2月号のテキストを買ったら来年度の講座予定が載っていました。

今年度やっている「英語5分間トレーニング」、「ニュースで英会話」は続投の様子。まさか再放送ではないよねぇ。
それからリトル・チャロ2が始まる模様。

英語5分間トレーニングはやっていてアウトプットに効きそうな感じ。なかなか思うようにはアウトプットできませんが。ニュースで英会話は時事ネタとか、あるトピックについてこれはこう表現するのか、とかおもしろい。話し言葉主体のTVニュースと、ときどき入る新聞・雑誌記事文との違いとかいろいろ。

うう。しかし今でもアップアップなのに3講座なんていけるんだろうか・・・そして今年はボキャビルをやる予定だったのですが・・・がんばれ自分!
2010/01/15 (Fri) The Forgotten Garden
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第13章 1975年 ロンドン
ネル視点。ネルはFairy taleに詳しいSnelgrove氏の書店を訪れ、ついにイライザ・マクピースの履歴を知ることができました。
イライザは1888年ロンドン生まれ。母親はコーンウォールの貴族の出だったが、駆け落ちしてロンドンに出てきた後は貧困の中での生活を送り、結核で亡くなる。1900年に母親の兄が彼女を見つけ引き取り、25才までその叔父の家族の元で暮らしますが1913年以降の足取りは不明。1936年に最後の本、The Cuckoo's Flight"が出版された。

第14章 1900年 ロンドン
イライザ視点。イライザは双子の弟のSammy とSwindleの家に住まわせてもらっている。Sammyはテムズ川の汚泥あさり、イライザは洗濯、Swindleの家と店の世話でなんとか暮らしているが、暮らしているというよりはなんとか生きているというような状況。イライザはなんとかして弟と自分とで安心して暮らせるようになろうと決意しています。

第15章 2005年 ロンドン
カサンドラ視点。カサンドラがヒースロー空港につくと、ベンの娘、ルビーが空港に迎えてにきてくれていました。
ロンドンでの初めての夜です。

20世紀初めと、20世紀後半と 21世紀初めのロンドン。3つの時代、3人の女性の行動がどうよりあわさって描かれていくのかどきどきです。
2010/01/13 (Wed) The Forgotten Garden
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第11章 2005年 インド洋

カサンドラ視点。飛行機に乗ってインド洋を越えるカサンドラ。80年以上前に祖母が渡った海を越えてイギリスへ。
カサンドラはネルのスーツケースを見つけ、ネルが彼女の養父の死後、トランクが手元に戻ってから自分のルーツを辿るためいろいろと調べ、それを書きとめていた事を知ります。その最後のページにはあともう少しで謎が解けることと、オーストラリアを離れるつもりであることが書かれていました。その最後の日付ば1975年、11月。カサンドラがネルの元に預けられる2ヶ月前のものでした。

第12章 ”おばあさんの眼”イライザ・メイクピース著
トランクに入っていた童話

プロフィール

すなみ

  • Author:すなみ
  • 英語耳なし・英語/日本語語彙少なし・文法力なしの三重苦を抱える永遠の英語初級者。そのくせ「いつかは字幕なしで映画を理解・楽しみたい」とか「ペーパーバックをどかどか読みたい」などという野望の持ち主


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