2013/12/28 (Sat) Silent Night
Silent NightYL 7 総語数34739語
Silent NightSilent Night
Mary Higgins Clark

Simon & Schuster 2000-05-25
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ブライアンを連れたジミーのカナダへの逃避行が続くのと同時進行で、カリーの警察への情報提供、キャサリーンとマイケルのTVでの訴え、パパラッチ、ではないか、事件記者のジミーがブライアンを連れているというすっぱ抜き、警察側の捜査状況の進展の具合が語られます。
最後はクリスマスイブらしく悪者は刑務所へ戻り、子どもは母親の元へ帰り、カリーも情緒酌量されて罪に問われずというハッピーエンドで終わりました。

取り分けてのひねりはなく素直なサスペンスでしたが、やはりはらはらドキドキ感は確かで、読ませますね。
そして文章もそれほど難解ではなく読みやすかったです。洋書ガイドで、初めて挑戦する大人の本に最適、というのは確かになあと思いました。
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2013/12/24 (Tue) Silent Night
Silent Night590/1734
Silent NightSilent Night
Mary Higgins Clark

Simon & Schuster 2000-05-25
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chapter4-7

財布はジミーに取り上げられましたが、聖クリストファーのメダルは取り返すことができたブライアンでしたが、カナダへ逃げる人質として連れていかれてしまいます。盗んだ車に乗せられ父子を装うよう強制されます。またジミーは盗聴されているカリーへ電話をかけ、弁護士と話したいから聖パトリック教会へ行く、と会話をして警察の捜査を攪乱しようとします。
一方カリーのアパートを見張っていたショア刑事とモート刑事はこの電話のやりとりを聴き、ショアはこれがトリックだと考えているとモートに伝えます。再びカリーの部屋を訪れる二人、ジミーが潜んでいる気配はないと帰りますが、モートは何か朝に訪ねたときと違う何かがあると感じています。


事件が進む一方で、キャサリーンが病院に送ってもらいトムに面会してくるシーンは胸が詰まる気持ちになってしまいました。なんというか夜の病院の面会時間のあの独特の雰囲気とか描写がたくさんある訳ではないけれどじわっとくるんですよね。

2013/12/21 (Sat)
Silent Night348/1734
Silent NightSilent Night
Mary Higgins Clark

Simon & Schuster 2000-05-25
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chapter1-3
7才のブライアンは10才の兄マイケルと母、キャサリーンとで、白血病で入院中で、手術を終えたばかりの父を見舞うためにニューヨークにきていました。気を紛らわせるために、と連れられたロックフェラーセンターのクリスマスツリーの前で、母が財布を落としてしまい、それを通りすがりの女性が拾い去ってしまいますが母は気付きません。財布には多額の現金と、父に渡すよう祖父から預かった(第二次大戦中祖父を守ってくれた)聖クリストファーのメダルが入っていました。ブライアンは財布を拾った女性の後をつけはじめた。
一方拾った女性カリーは4才の娘と二人暮らし。カリーの弟のジミーは盗みでRiker's Island prisonに服役していたが、警備の人間を撃って逃走中という状況です。
カリーは現在保護観察中で、財布を拾ったもののそのまま返してもスリ取ったと疑われるのではとそのまま持ってきてしまった状況です。
脱獄したジミーがカリーのアパートに侵入し、逃走資金をたかっているところに、ブライアンがやってきて、ジミーが悪人と気付かず、「この人がママのお財布を持ってるの」と言ってしまいます。

クリスマスまであともう少し、ということでSilent nightに突入。最初は12daysを一日1話ずつ読んでクリスマス本は終わりにしようとおもっていたのですが、あまりに殺伐としていたので(^^;)早めに読み終えて次ぎに行こうと考えた次第です。
このsilent nightはサスペンスの女王の呼び名も高いメアリー・ヒギンズ・クラークの中編で、佐藤まりあさんのやさしい洋書ガイドでも読みやすいと紹介されていましたし、レビューでも読後感が良さそうだったので選んでみました。

2013/12/21 (Sat) Twelve Days of Winter: Crime at Christmas
Twelve Days of Winter: Crime at ChristmasYL7.5 総語数33000語
Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)
Stuart MacBride

Harper 2011-12-12
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[t]Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)[an]Stuart [as]MacBride


10:Loads a leaping:愚かなペドフィリア part 2

11:Pipers Piping:とばっちりを受けたサンタクロース

12:Drummers Drumming:そんな筈ではなかったのに

読了しました。12連作である作品でちらっと出ていた人が別の作品で主役だったり、背景ででてきたり、とこまごました伏線があっちこっち仕掛けてられていておもしろかったです。話しの中身的には「・・・それ笑えないから・・」的な結構えげつない、救われない話しも多くてちょっとヘビーでしたが。

深夜のTVドラマ1話15分枠とかで細かく作ったら楽しそうだなとちょっと思いました。全部録画しておいて、あれ? この人って3回前のあれに出てこなかったけか?? とか。

語数はやっぱり数えるのがちょっと難しくてaudible音源が3時間27分だったのを160語/分で換算。読んでいていも大体こんな感じかなというところです。

2013/12/18 (Wed) Twelve Days of Winter: Crime at Christmas
Twelve Days of Winter: Crime at Christmas1295/1834
Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)
Stuart MacBride

Harper 2011-12-12
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[t]Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)[an]Stuart [as]MacBride


9:Ladies dancing 自業自得

今回のメインは1話目で出てきたAndy "Twitch" Mackey。本当にしょうがない男だ。

2013/12/17 (Tue) Twelve Days of Winter: Crime at Christmas
Twelve Days of Winter: Crime at Christmas1154/1834
Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)
Stuart MacBride

Harper 2011-12-12
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[t]Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)[an]Stuart [as]MacBride


5:Gold Rings: 葬儀場では接着剤が良い仕事をします。

6:Geese a Laying:自堕落な母と産めない母。

7:Swans a Swimming:愚かなペドフィリア。

8:Maids a Milking:少年でも欲があるし保身に走りもします。


ということで一気に4作。短い話しなのでさくさく行きます。回を追う事にOld Castleの街の様子(主に裏世界的な)がわかってきてそれも良い味を出している感じです。

2013/12/16 (Mon) Twelve Days of Winter: Crime at Christmas
Twelve Days of Winter: Crime at Christmas596/1834
Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)
Stuart MacBride

Harper 2011-12-12
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[t]Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)[an]Stuart [as]MacBride


3:French Hens

フレンチレストランのオーナー、Alexander Garvieは、自分のレストラン La Poule Francaisaeの厨房の冷蔵庫に男の死体が詰め込まれているのを発見、警察に通報しなきゃ! でもレストランは破滅だ!と頭を抱えているところにシェフのPhilippeは死体は始末してしまえばいい、何もなかったことにしよう、今日は料理評論家のMartin Whiteが来る日だと言います。
肉はミンチにして骨はやいて砕いてとあれこれしている内にMartin Whiteがやってきました。彼は料理に何くせをつけ、Philippeは大激怒。Martinは良いレビューの見返りを要求しますが・・・

4:Calling Birds
TracyはPV Safe Solutionのセールスの電話の仕事をしていますが、あまりうまく行きません。臨月を過ぎた41週の妊娠中で、母を亡くして、父は取り乱しているし、ジョンは仕事をなくすし、お葬式のお金も稼がないといけないのにと涙ぐんでいるところにAgnesが実入りの良い、テレフォンセックスレディの仕事をやってお葬式のお金を稼いだら? ともちかけます。
そこそこにこなしているところに、かかってきた電話の声は聞き慣れたもので・・・



ということで3,4作目。この連作集はOld-castleという街で起こっているクリスマスクライムという事のようです。しかし結構どの作品もえぐいというかなんというか。クリスマスなのに殺伐としている!!




2013/12/15 (Sun) Twelve Days of Winter: Crime at Christmas
Twelve Days of Winter: Crime at Christmas 271/1834
Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)
Stuart MacBride

Harper 2011-12-12
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[t]Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)[an]Stuart [as]MacBride


2:Turtle Doves

Old castle cityの遺体安置所、検視台に乗せられた遺体を前にサンドラは恋人のケヴィンに電話をかけますが留守電で彼は出ません。クリスマスデートに遅れる連絡を入れてサンドラは電話を切りました。
Muir教授と共に解剖をしているところに警察からさらに2体の自殺者の遺体が運ばれる旨の連絡が来ました。
クリスマスの夜になんて反社会的な二人、と愚痴を言うサンドラに教授は今日は書類だけやって解剖は明日にしよう、クリスマスのボーナスだと思って、となだめます。
サンドラは一体目の解剖を終え、席をはずしてケヴィンに電話をしますが、変わらず彼は電話に出ません。剖検室に戻ると、DITECTIVE Inspector のMacClainが到着していました。自殺した二人は男女で、男の方が病院から検査の結果完全なAIDSであるとの連絡が来たため、二人で手に手を取って死を選んだとのこと。
そうして遺体を包んでいた袋のジッパーを開けたところ、そこに横たわっていたのは・・・


・・・うわぁ。電話に出ないフラグ的に多分そうなんだろうなあ、とは読みながら思ってましたがそうでしたか。しかし、二股かけてた上にAIDSにかかってたのを知らせない上にセーフティセックスもしない男って最低!!
さて、冒頭のgot himself hangedした太った男の遺体、というのは1話の彼なのかな??





2013/12/15 (Sun) Twelve Days of Winter: Crime at Christmas
Twelve Days of Winter: Crime at Christmas 134/1834
Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)
Stuart MacBride

Harper 2011-12-12
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[t]Twelve Days of Winter: Crime at Christmas (short stories)[an]Stuart [as]MacBride


1:A Partridge in a Pear Tree

Bill PartridgeはDillonに、木曜日までに1300ドルの借金を返す(か、両足を痛めつけられた上で1月15日まで期限を延長してもらう)変わりにとある屋敷に忍び込み絵を盗み出す事を承諾しました。
Andy "Twitch" Mackeyを相方に、屋敷外のカシの木をようやっと登り屋敷に忍び込みましただ。ダイニングルームにあった絵には" The Pear tree by Claude oskar Monet 1907 とあり、Billはその絵にひどく魅了されます。どうにかしてDillonを出し抜きこの絵を自分のものにできないかと夢想しているところに屋敷の主人が侵入者に気付き、追いかけてきます。二人は慌てて逃げだそうと最初に侵入した窓へ向かいます。先に木に移ったTwitchに向けて絵を放り投げるBill。絵は途中で枝にひっかかり袋も破れて絵がむきだしになってしまいます。木に飛び移ろうとしたBillはしかし、幹にとりつくのに失敗し、木を飾っていた電飾のコードが喉にからまりそして・・・


クリスマスまでもう少しあるのでもう一作ということで日にちも良い感じなのでこの本を選んでみました。

荒野のホームズを書いたホッケンスミス

荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814)荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814)
スティーヴ・ホッケンスミス 日暮雅通

早川書房 2008-07-11
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のクリスマス短編集:Naughty: Nine Tales of Christmas Crime

Naughty: Nine Tales of Christmas CrimeNaughty: Nine Tales of Christmas Crime
Steve Hockensmith

2010-11-02
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[t]Naughty: Nine Tales of Christmas Crime[an]Steve [as]Hockensmith


と迷ったのですが、12日ぎりぎりあるのでこちらに。

作者のStuart MacBrideは邦訳が一冊出ていてこちら。
花崗岩の街 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)花崗岩の街 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
スチュアート マクブライド 北野 寿美枝

早川書房 2006-03-15
売り上げランキング : 895779

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実は未読(^^;)警察ものを書いている方のようですが、amazonの書評など見ると dark humorとかdarkk subjectとかいう単語が出て来るのでそういう作風なのかも。(ちょっとしまったか?!)

今回の短編集は題名からして、12 days of Christmas:「クリスマスの12日」のもじりですね。1日目はやまうずら、2日目は二羽のきじばととやまうずら 3日目は3羽のめんどりと二羽のきじばととやまうずら、という奴。


1作目のA Partridge in a Pear Treeはそういうオチかよ! ってブラックな落ちでした。この詩のPartridgeはキリストの暗喩という説もあるそうで、そうだとするとBillyがアレなのはそういうイエス・キリストが磔刑にあったところ(英語ではHung on the Cross のようなので)ともひっかけてるということなのかな?

とりあえず気持ちが持つうちはがんばって読んでみます。

2013/12/13 (Fri) Chirstmas Journey
Chirstmas JourneyYL7.5 総語数37000語
An Anne Perry Christmas: Two Holiday Novels (The Christmas Stories)An Anne Perry Christmas: Two Holiday Novels (The Christmas Stories)
Anne Perry

Ballantine Books 2009-03-25
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An [an]Anne [as]Perry Christmas: [t]Two Holiday Novels [t]Chirstmas journey



Ballachulishにたどりついたところ、Mrs.Naylorはそこにはおらず、1年前にGlen Orchyに行ったと言われてしまいます。Glen OrchyはBallachulishから南東にある、ロモンド山の麓で、そこに行く道は馬車などは使えず、行くならば馬に乗ってということでガイドとハイランドポニーを準備してもらい、雪の中、VespasiaとIsobelはGlen Orchyへ向かいます。辛い寒さと満足な食事もなく、夜は山小屋のようなところでしのぎ、数日かけてたどりついた先にMrs.Naylorはいました。Mrs.Naylorに娘の死と、その死に自分の言葉が寄与してしまったことを告白する、Isobel。Mrs.Naylorは死の知らせに取り乱すことなく、二人に伴いアップルクロスへ旅することを約束します。
翌朝、Vespasiaの部屋を訪ね、彼女がIsobelの旅に同伴した理由を尋ねます。彼女がついてこなければIsobelはこの旅を中断してしまうだろうからというのはわかるけれど、では何故? という問いかけに、VespasiaはIsobelの困難な旅に同行することは友情のあかしであり、自分にとってそうすることが正しいと感じということと、彼女自身が、贖罪の旅を必要としていたのだと伝えます。Vespasiaは1848年の、イタリア革命時期のローマで生涯一度という恋に落ち、そのことを捨て去って現在にいる、ということがずっと心に残っているのでした。
Glen Orchyからグラスゴー、ロンドン経由でのアップルクロスへの旅の間、VespasiaはMrs.NaylorがGwendolenの夫Kilmuirを見殺しにしたためにGwendolenと疎遠になったのかと考えていたのですが、そうではなく、Kilmuirが死んだときそのそばにいたのがGwendolenで、立場を入れ替える事で娘をかばっていたことを知ります。
アップルクロスでMrs.Naylorは娘の死はIsobelの言葉のせいだけではなく、既に彼女が背負っていたい重荷に、Isobelの言葉が最後の藁の一束となって引き起こされたものである、と言い、全ては終わった事だと言います。



長い冬の旅がようやく終わりました。まったくの濡れ衣か真実だったかはわかりませんが、Gwendolenとfootmanとの情事をほのめかし、離婚しようと画策していたKilmuirを結果的に死なせる事になったGwendolenはそのあやまちの秘密をずっと抱え込んでいて、2度目の結婚が近いと思われたその時に、Isobelのあてつけの言葉を聞いて、流言が消えない事を知り、この先もずっと同じように言われるのかと恐れた事、プロポーズしてくれるものかと思っていた男がその台詞の後で声をかけてこなかったことが彼女を絶望へと駆り立てたという事だったのでしょうか、Kilmuirの垂れ流した毒がいつまでも残ってみんな不幸になったイメージ。しかしこの時代の女性の立場の弱さというのは辛いものがありますな。

アンペリーらしいbitter happy endというか、なんとなく先は見えつつもすっかり読まされました。

語数はほぼ同じ長さと考えられるChristmas visitorのオーディブル版が3時間57分だったので、3時間50分を160語/分と考えて計算してみました。まあ大体こんなものでしょう。


2013/12/10 (Tue) Chirstmas Journey
Chirstmas Journey 1119/3314
An Anne Perry Christmas: Two Holiday Novels (The Christmas Stories)An Anne Perry Christmas: Two Holiday Novels (The Christmas Stories)
Anne Perry

Ballantine Books 2009-03-25
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An [an]Anne [as]Perry Christmas: [t]Two Holiday Novels [t]Chirstmas journey



Gwendolenの死に責があるのはIsobelとはっきりされてしまい、贖罪の旅をするかどうか決断をせまられるIsobel.VespasiaはIsobelの旅に付き添うことを申し出、二人はスコットランドへ旅立ちます。
Gwendolenの母、Mrs.Naylorはスコットランドはインヴァネスに住んでいるとのことで、ロンドンから列車で丸一日かけて出かけます。しかし伝えられた住所にMrs.Naylorはおらず、彼女はもう一年半前からBallachulishに行っておりいつ戻るか分からないと言われます。しぶるIsobelを半ば脅すようにしてVespasiaたちはBallachulishへと向かいます。そして旅の間に、Gwendolenの夫KilmuirはGwendolenの母と一緒にいたときに暴走した馬に引きずられ事故死してまったこと、Gwendolenがfootmanとの間に噂があったこと、その噂の出所は彼女の夫Kilmuirで、6年彼女と連れ添って子どもができなかった彼は、Dolly Tywfordと結婚したがっていたという事を知ります。


インヴァネスはグレートブリテン島の北1/3あたり、とかなり北方で、ロンドンからはかなり遠く。しかもヴィクトリア朝ですから、うーん明治時代に東京から函館まで女二人で行け、という感じだったのかな、確かにちょっとためらう感じもわかります。そしてBallachulishはインヴァネスの南西にあり、列車は通っておらず、ネス湖や運河など水路メインの旅のようで、うーん12月にそういう旅は確かにあまりしたくないです。
しかし、Kilmuirの事故死や、Gwendolenのfootmanとの間の噂などどうもGwendolenの自殺の背景はIsobelに辛辣なことを言われたからという単純なものではなさそうです。



2013/12/05 (Thu) Chirstmas Journey
Chirstmas Journey 481/3314
An Anne Perry Christmas: Two Holiday Novels (The Christmas Stories)An Anne Perry Christmas: Two Holiday Novels (The Christmas Stories)
Anne Perry

Ballantine Books 2009-03-25
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An [an]Anne [as]Perry Christmas: [t]Two Holiday Novels [t]Chirstmas journey



Gwendolenの投身自殺(多分)が明かになったところで、招待客たちは、Isobelの昨夜の言葉のせいでGwendolenが死んだのだ、とIsobelを責めるもの、Isobelの言葉くらいで死を選ぶとは思えない、結局のところBertieが婚約を言い出さなかったせいもあるのでは?とBertieに非があると考えるもの、両方が悪い、と考えるものと収拾がつきません。館の主のOmegus JonesはVespasiaにこのままにしておけばIsobelに非があると出回ってしまい、一度そうなってしまえば社会的には破滅だから、ここで、誰にGwendolenの死に責があるのか明かにし、その人物にはスコットランドに住むGwendolenの母親へ彼女が生前書いていた手紙を届けに(そして彼女の死を伝えに)行く贖罪の旅を行わせ、それがやりとげられたあかつきにはそれ以上あれこれ言わないようにしよう、と申し出、招待客たちの同意を取ります。


うーん上流社会の人たち怖い、って感じですが、この後どう話しが転がっていくのか。Omegus Jonesが言ったMedieval trialの方式で、というのは中世の頃罪を犯したものが巡礼の旅の後許されるというように、という事のようです。なるほど。

2013/12/05 (Thu) Chirstmas Journey
Chirstmas Journey 328/3314
An Anne Perry Christmas: Two Holiday Novels (The Christmas Stories)An Anne Perry Christmas: Two Holiday Novels (The Christmas Stories)
Anne Perry

Ballantine Books 2009-03-25
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An [an]Anne [as]Perry Christmas: [t]Two Holiday Novels [t]Chirstmas journey




1900年代半ば、クリミア戦争前、12月初旬、 Lady Vespasia Cumming-Gouldは友人のOmegus Jones のカントリーハウス、Applecrossでの週末のパーティに招かれていました。招待客はLoad and Lady Salchester Sir John and Lady Warburton、 Fenton and Blanche Twyfordの三組の夫婦, 結婚にふさわしい若者二人であるPeter HanningとBertie Rosythe、1年以上前に夫を乗馬の事故で亡くしたGwendolen Kilmuir、夫を亡くしてから三年近くたつIsobel Alvie にVespasiaを加えた11名。
Bertie Rosytheとの間で婚約がなされるのではという雰囲気のGwendolen Kilmuirに、不公平だと憤るIsobel Alvieは、Gwendolenがその人を愛するなどといって、Bertieが身分のあるものでなければ、もしfootmanだったりしたら、彼女自身を与える事はしないでしょうと辛辣な意見を述べ、それに衝撃を受けたGwendolenは退出、そしてIsobelも退出を強いられました。
明日ちゃんとGwendolenに謝りなさいな、とIsobelを諭した Vespasiaでしたが、その翌朝、階下に降りた VespasiaはOmegus JonesからGwendolenが庭の池に身投げしたらしく池で亡くなっていたと知らされました。


ということでクリスマス月間、引き続きクリスマスものを読み始めました。ずっと気になっていたアン・ペリーの「クリスマス・シリーズ」一作目のChristmas Jouneyです。ヒロインのLady Vespasia Cumming-Gould、なんかどっかで耳にした名前だよなーと思っていたら、そう、トーマス&シャーロットシリーズに、シャーロットの妹エミリーの義理の大叔母として出てきたヴェスペイシアさんではありませんか!! クリミア戦争前でヴェスペイシアさんはまだ30代で、若い!!
これからどう話しが進むのか楽しみです。

このクリスマスシリーズ、どうやら、アン・ペリーさんがかかれているシリーズに出て来る脇役たちが主人公になったりするクリスマスストーリーなんですね。2作目はモンク警部シリーズに出て来るヘンリー・ラスボーンさんが主人公になるようですし。
いろいろ楽しみです。

2013/12/02 (Mon) Agatha Raisin and the Christmas Crumble
Agatha Raisin and the Christmas Crumble総語数約5000語 YL6
Agatha Raisin and the Christmas Crumble (short story)Agatha Raisin and the Christmas Crumble (short story)
M.C. Beaton

Robinson 2012-12-06
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[t]Agatha Raisin and the Christmas Crumble (short story)[an]M.C. [as]Beaton


12月に入ったのでクリスマス本に取りかかることにしました。まずは短編一つ。
去年のクリスマスシーズンに読んだHighland Christmas を書いた作者の別シリーズのクリスマス短編。こちらの方は三作ほど邦訳が出ています。

アガサ・レーズンの困った料理 (コージーブックス)アガサ・レーズンの困った料理 (コージーブックス)
M.C. ビートン M.C. Beaton

原書房 2012-05-10
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ロンドンでの仕事生活からコッツウォルズへの隠居生活をはじめたアガサ・レーズンが主人公のシリーズ。コジーミステリーですね。
50代でエネルギッシュでかなり頑固ではっきりしたヒロイン。このクリスマスストーリーでは、彼女が思い立ってクリスマスに一人暮らしの老人たちに声をかけクリスマスディナーに招待しよう、というところから始まります。
料理が苦手な彼女がとんでもないクリスマスプディングを作り、それにからんでの殺人事件、また隣人たちのロマンス、と短い中にたくさんつまっています。
読みやすさとしてはかなり読みやすかったです。

2013/12/01 (Sun) Paddington Helps Out
Paddington Helps Out 総語数21139語 YL 3.5
Paddington Helps OutPaddington Helps Out
Michael Bond Peggy Fortnum

HarperCollinsChildren’sBooks 2012-02-26
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[t]Paddington Helps Ou[an]Michael [as]Bond


パディントンの三冊目。邦題はパディントンの一周年。日本語の本は前作までしか読んだ事がなかったのでこの本からが未体験ゾーンでした。

1:パディントンとブラウン一家と川辺へピクニックへ行く
2:パディントン グローバーさんとオークションに参加する
3:パディントン DIYに挑戦する
4:パディントン ブラウン一家と映画館へ行く
5:パディントン 台所でごはん作り
6:パディントン 洗濯をする
7:パディントン レストランでディナーを楽しむ

という連作で、オークションで手に入れた大工道具を使って椅子を作って、とかいろいろつながっています。
題名のHelps outは多分5,6章が、ブラウン夫妻が病気になってしまって、バードさんはお出かけ中、ジョナサンとジュディもお家にいないのでパディントンが夫妻を看病することになり、処方箋を持って薬を取りにいったり食事を作ったり、LAUNDERETTEへ行って洗濯をしたり、と大活躍なところをタイトルにしたのかな、という感じ。
最後の七章でレストランに行くのはパディントンがブラウン家にやってきて、1年、パディントンの夏の誕生日、という記念でのお出かけです。

相変わらずのパディントンはよつばちゃんみたいですが、元気ですね

プロフィール

すなみ

  • Author:すなみ
  • 英語耳なし・英語/日本語語彙少なし・文法力なしの三重苦を抱える永遠の英語初級者。そのくせ「いつかは字幕なしで映画を理解・楽しみたい」とか「ペーパーバックをどかどか読みたい」などという野望の持ち主


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